充電することが習慣になっていた。
寝る前にケーブルを繋ぐ。朝、確認してから出かける。外出先では、バッテリーの残量が気になる。70%を切るあたりから、写真を撮るのを少し控える。50%になると、どこかに充電できる場所を探し始める。そういうことを、毎日繰り返していた。
スマートフォンが生活の中にあるのに、そのスマートフォンの管理に、こんなに気を使っているのだと、ある日気づいた。
REDMI 15を選んだのは、バッテリーが7000mAhだと知ったからだった。普通のスマートフォンの、ほぼ倍の容量らしい。シャオミというメーカーは知っていたが、正直なところ、少し迷った。中国のメーカーというだけで、なんとなく不安があった。実態より先に、印象が来た。
届いて使い始めると、一日が終わっても、残量が50%以上あることが多かった。二日目も、普通に使えた。ふと気づくと、充電のことを考えていない一日があった。
調べると、シャオミは2010年に北京で創業した会社で、創業から数年でスマートフォンの販売台数が世界上位に入ったらしい。価格を抑えながら、仕様で妥協しないという方針が、初期から一貫しているということだ。
道具は、意識しないで使えるときが、一番いい。
充電しなくていい夜が続いている。それだけで、スマートフォンとの関係が少し変わった。
